【メルマガ 第14号】 時間家計簿をつけよう!

手帳が変われば人生が変わる!

欲しい未来を手に入れる手帳の使い方を伝えている谷口和信です。

 

あなたは、家計簿をつけていますか?

私は、途中、つけなかった時期もありますが、大学に入ってひとり暮らしを始めてからこれまで、もう30年以上つけています。

 

なぜ家計簿(小遣い帳レベルですが)をつけ始めたのか?

それは、あとで思い出せない使途不明金が多すぎたから。

 

入ってきたお金と手元にある金額を比べながら、何に使ったのかを思い出そうとしても、金額が合わず、

「〇〇円はどこに行ったのだろう?」

と考えてモヤモヤすることが毎月のように起きていたから、それを回避したくて、記録するようにしたのです。

 

記録しはじめてからは、思い出せないことも,使途不明金もなくなり、スッキリした気分で過ごせるようになりました。

 

しかし、30年以上も続けているということは、思い出せないという”嫌”を回避するだけでなく
他のメリット、つまり、”快”に感じる部分もあるのです。

 

今日のメルマガでは、家計簿をつけることのメリットとデメリットを考えてみます。

 

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◆家計簿をつけるメリット
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まず第一に、しっかり記録しておけば、前述したように、使途不明金がなくなるので、スッキリした気分で過ごせます。

 

しかし、これが本来の目的ではありませんよね。

一般的に言われている家計簿をつける目的は、

お金の出入りを把握すること。

きちんと記録しておけば、これは果たせます。

 

私を含めて、サラリーマンの場合、収入源は限られているし、金額もほぼ固定だし、給与明細を見ればわかりますから、把握したいのは支出の方です。

これは、記録を見返しながら集計することで、使ったお金を、投資,消費,浪費(無駄遣い)に仕分けることができます。

 

そして、その結果を見て、

今月は浪費が多かったから、来月は減らさなければ!

と反省したり、

 

セーブして残ったお金は貯蓄や投資に回そう

と、翌月以降の計画を立てる材料にすることができます。

 

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◆好ましくない行動を自制するようになる
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ここまで書いたことは過去のこと、終わってしまったことを基準にしていますが、それだけではなく、家計簿には、将来起きてしまうかもしれない「浪費を抑制する効果」もあるのです。

 

たとえば家計簿に

「ゲームセンター(UFOキャッチャー) 3,000円」や

「パチンコ 30,000円」

「コンビニ(お菓子) 1,000円」

のような浪費ばかり並ぶのは嫌ですよね?

 

だから、家計簿をつけていると、お金を使う前に、

こんなことは書きたくないよな~

という気持ちが働いて、浪費を抑制する効果もあるのです。

 

昔、「レコーディングダイエット」というのがありました。

これは「食べたものを記録するだけでやせる」というものでしたが、

痩せる理由もこれと似ているのではないでしょうか。

 

「記録する」ことを意識していると、行動する前に好ましくない行動を自制することができるのです。

家計簿をつけることのメリットは、記録を振り返ることよりもむしろ、この「使う前に止められる」ということのほうが大きいと思っています。

 

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◆家計簿をつけるデメリット
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こんなメリットがある家計簿ですが、もちろん、デメリットもあります。

いちばんのデメリットは、記録したり振り返ったりする時間が必要ということ。

毎日忙しい中で記録するって大変ですよね。

 

それに、領収書やレシート があれば、あとで記録することができますが、もらい忘れたり自動販売機で買ったりしたときには、すぐに記録しておかないと忘れてしまいます。

 

それが続くと、

使途不明金ばかりだし、やーめた

ということにもなりかねませんからね。

 

記録することが当たり前のこと,習慣になれば忘れることはなくなるのですが、それまで続けることが大変です。

どうすれば続くか? 続けられるか?

それにもやり方やコツがあるのですが、それはまたの機会に紹介しますね。

 

早く知りたい!

という方は、個別にご相談ください。

 

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◆時間もお金と同じ
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家計簿は、記録することは面倒だけど、それ以上に効果があることを、私は身をもって感じています。

だから続けてるんですけどね。

 

ここまでお金の話ばかり書いてきましたが、時間も同じです。

今日のタイトルは「時間家計簿をつけてみよう!」ですが、時間を記録して振り返ることで反省したり、計画を立てたりする材料にできるだけでなく、浪費を抑制する効果があります。

私は、お金は貯めたり借りたりすることができるけれど、時間は貯めることも貸し借りもできないので、お金より時間の方が大事だと思っています。

 

あとになって、

あのときこうしてよけばよかった,あんなことに時間を使わなければよかった

と思わないように、決して戻ってこない今という時間を大切に使うためにもしっかり記録する、

つまり「時間の家計簿をつける」ことはとても有効です。

 

ドラッカーもその著書『経営者の条件』の中で

「まず自らの時間がどのように使われているかを知らなければ、時間の管理について考えることはできない」

と言っています。

しっかりと時間を管理をしたいのなら、まずは時間家計簿から始めてみましょう!

やりたいのにできないことも、かなり減りますよ。

 

やり方は『仕事が速くなる! PDCA手帳術』にも書きましたが、

もっと詳しく知りたい!

あるいは、やってみたけど続かない。

そんな方には個別にアドバイスもいたします。

このメールに返信していただければ届きますのでお気軽にどうぞ。

 

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◆編集後記
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昨日は、長女が出演した舞台?演劇?を観に私と妻、次女の3人で桜木町まで行ってきました。

長女にとっては、これまででいちばんの大舞台だったのですが、大きな失敗をすることなく、無事に終えてくれました。

長女の晴れ舞台を観たあと、私と妻、次女の3人で昼食を取ってから、コレットマーレやランドマークタワー散策して帰ってきました。

次女の大学受験はすべて終わったし、第一希望の合格発表は今週末ですが、合格通知をもらってる大学もあるので、4月から大学生になるのは決定しています。

これまでは勉強が最優先でしたが、これからはもっともっと、家族みんなで楽しめる時間を増やしていきたいですね。