【メルマガ 第8号】 記憶より記録

手帳が変われば人生が変わる!
欲しい未来を手に入れる手帳の使い方を伝えている谷口和信です。

 

先週の土曜日は、昨年の10月以来開催していなかった手帳術の勉強会を開催、5名の方にご参加いただきました。

すでに数名の方から

楽しかった。

実践的な内容だった。

手帳を使うのが楽しくなってきた。

などの感想をいただいています。

詳しくはブログで紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね。

 

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◆記憶より記録
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土曜日の勉強会に参加された中のおひとりが

毎日の仕事の計画は裏紙に書いて順番に処理しています。

と紹介されました。

 

そこで、

その紙には、他に何か書いていますか?

と質問したところ、

終わったらチェックはするけど、それ以外は特に書いていません。

という返事。

 

それって、ちょっと、いや、かなりもったいないと思うんですよ。

今日何をやるのか?

せっかく予定を書き出したのだったら、

作業をしながら気付いたことを書いたり、

終わったあとには、

思い通りに進んだのか、できなかったのか?

もしできなかったのなら、

何が原因で狂ってしまったのか?

自分用のメモだから、殴り書きでいいので記録しておく。

そうすれば、似た作業が発生したときに同じミスをすることはなくなります。

 

あなたもご存知と思いますが、「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は

20分後に42%

1時間後に56%

1日後に74%

1週間後77%

1か月後79%

を忘れてしまうらしいのです。

 

ですから、記憶に頼るのではなく、大事なことは、その場で書き留めておくことが重要です。

それに人は、記録していないと自分に都合のいいように解釈しがちです。

 

どういうことかというと、たとえば、

1日に何時間ぐらいテレビを観ていますか?

とか

何時間ぐらいネットサーフィンやSNSに費やしていますか?

と聞かれると、そんなつもりではないのに、

実際よりもかなり短い時間を言ってしまうのです。

 

うそだと思うのなら、できれば1週間、少なくとも3日間、朝起きてから夜寝るまで、

何時から何時まで、何をしたのか

記録してみてください。

 

そうすれば現実がわかるし、きっと

こんなことに、こんなに時間を使っていたのか!?

と驚くことでしょう。

やったことがない人は、一度試してみてくださいね。

 

まぁ、そうはいっても、記録することを意識した時点で自分で好ましくないと思う行為,記録したくないことは避けるようになるので、ダラダラとテレビを観る時間やムダなネットサーフィン,SNSの時間は減るんですけどね(笑)

それがわかっているから、私は24時間、365日、何時から何時まで何をやったのかを記録しています。

 

そんなめんどくさいことを……

と思われるかもしれませんが、記録することで、好ましくない行動が減る。

記録する時間よりも、好ましくない行動が減った時間の方が長いとわかっているからです。

 

家計簿をつけると無駄な支出が減るのと同じです。

 

時間を大切にしたいと思うのなら、お金と同じように

何にいくら使ったのか?

時間の家計簿をつけてみてください。

 

それだけでかなり改善されますよ。

 

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◆編集後記
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土曜日に開催した勉強会には、島根から参加してくれた人がいらっしゃったのですが、駅まで歩く途中、その方に

「来てよかった」

と言っていただきました。

 

その言葉を聞いたときは、めちゃくちゃ嬉しかったです。

これからも

「参加してよかった」

そう思ってもらえるような勉強会を目指していきますので、あなたも遊びに来てくださいね。