【メルマガ 第9号】 相手の言葉に合わせる
手帳が変われば人生が変わる!
欲しい未来を手に入れる手帳の使い方を伝えている谷口和信です。
昨年の高橋書店主催の第21回手帳大賞、商品企画部門では、1,025作品の応募の中から唯一受賞し、優秀賞をいただきましたが、今年も応募しようと思い、準備を進めています。
3月31日が提出期限なので、まだ1.5か月くらい残っていますが、提案書類はほぼ完成し、あとは最終確認をして提出するのみという状態まで準備できています。
自分としては、
去年よりもいい物ができたので、今度こそ大賞を!!
と目論んでいますが、判断するのは審査員の方々なので
どうなるかは??
ですが、9月中下旬頃、表彰式に招待されることを楽しみに待っています。
さて、今日のメールマガジンでは、その書類を作っていて気付いたことを紹介します。
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◆相手の言葉に合わせる
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これはFacebookにも投稿したことなので、読んだ方もいらっしゃるかもしれませんが、手帳大賞応募作を作っていて気づいたことがありました。
それは、高橋書店では、手帳のタイプのことを「〇〇式」と呼んでいるということ。
私は、『仕事が速くなる! PDCA手帳術』の中でも「〇〇タイプ」を使っていたし、前回の手帳大賞用の応募作も、今、作っている企画案でも「〇〇タイプ」を使っていました。
しかし、気づいてしまったので、今回の応募用は全部「〇〇式」に修正しました。
これって、どちらでも間違いではないし、普通の人だったら、気にならないかもしれません。
けれども、高橋書店に提出するのなら、高橋書店で使っている言葉を使った方がいいのです。
些細なことだけど、気づく人は気づくし、気になる人は気になる。(私は気になるほうです)
特に、この「〇〇式」は、他では聞いたことがないので、自分の企画案の中で「〇〇式」使えば
そこまで気づいて、気を使ってくれたんだ。
と、好印象を持ってもらえるんじゃないか、と思って。
そんな下心もアリアリで修正しました(笑)
また、私は自動車ディーラーの仕事をすることもあるのですが、自動車の整備をする部分の呼び名は、会社によって違うのです。
A社ではピット
B社ではベイ
C社ではストール
と呼ぶのですが、これを間違えると大変です。
ムッとされるし、ときには
「うちでは、XXとは言わず、〇〇と呼んでます」
と注意されることさえあります。
こうなってしまったら、印象はガタ落ち。
それ以降、仕事がやりづらくなりますので、決してやってはいけないことです。
もっと軽いたとえばなしをすると……
あなたは「豚汁」を何と読みますか?
私は、子どものころ西の方に住んでいたので「ぶたじる」が普通なのですが、東京では「とんじる」が一般的ですよね?
では、たとえば、東京の食堂に入ったとして
「ぶたじるください」
と注文したときに、店員さんが
「とんじるですね」
と言ったらどうでしょう?
「とんじると言うんだ」
と思う人もいれば、
「あれ、間違えた?」
と恥ずかしく感じる人もいるでしょう。
「なんでわざわざ『とんじる』なんて言い返すんだ!」
とムッとする人もいるかもしれません。
もし、私がその店員だったら、お客さんに対しては
「はい、ぶたじるですね」
と言っておき、厨房にオーダーを伝えるときには、そのお客さんに聞こえないように
「とんじる一丁」と言うでしょうね。
だって、そこは全然こだわる必要がないところだし、お客さんを不快な気持ちにさせたくないから。
今日は3つ例を挙げましたが、共通しているのは、
「どんな結果が欲しいのか?」を中心に、使う言葉を選びましょう!
ということ。
こだわる必要がないのなら、相手の言葉に合わせた方が上手くいきますよ。
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◆編集後記
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冒頭で、今年も手帳大賞の応募作品を作っていると書きました。
昨年受賞できたし、いいアイデアが浮かばないから、
今年は応募しないなー
と思っていたのですが、やっぱり、今使っている手帳にも不満があります。
ここが、こうなっていればいいのに……
というところが数か所あるので、それが解消できる案を作っています。
私と同じ不満を抱えていいる人が多ければ多いほど、今回の提案は受け入れられるのでしょうね。
手帳という商品・モノだけでなく、行動や習慣といった”コト”についても不満を解消できることを提供していきたいなー
と思っています。
手帳のどんな不満を、どうやって解消するアイデアを出したのか?
応募作は、応募締め切りが過ぎた4月以降の勉強会やセミナーでは紹介するつもりなので、お楽しみに!!