【時間活用塾第286号】学習の4段階 ~できないとわかった時点で1ステップアップしている~

おはようございます!

「仕事も夢や目標も見える化して欲しい未来を手に入れよう!」

手帳やノートの使い方を中心に、自分が経験したことの中から
心を豊かにすることや毎日を楽しく過ごす方法を伝えることで、
「大人っていいなー、あんなカッコいい大人になりたい!」
と子供が憧れる大人を増やすお手伝いをしている谷口和信です。

 

毎週土曜の午前中に開催しているWEBセミナ~雑談会。

前回のテーマは、メルマガと同じ「『速さ』と『早さ』」について
話をしました。

しかし、ちょっとした問題も発生。


それは、「『速さ』と『早さ』」、文字では書き分けられるので
見て違いがわかるのですが、
言葉にすると、どちらも「はやさ」

アクセントもイントネーションも同じだから、
どちらの「はやさ」について話をしているのか、
区別がつかなくなってしまったのです(汗)


これが動画(録画)だったら、あとで字幕を入れることもできるし、
LIVEでも、テロップを入れる方法はあるし、やり方も知っています。

けれども、話をしながら、パソコンでテロップ用に
文字を入力するのは、今の私にはハードルが高いかな。


ということで、小さなホワイトボードを用意しておいて、
次に似たようなことが起きそうになったら
そこに字を書いて見せながら話す。

そんなことをしてみようかなぁ、と思っています。


毎回、メルマガの補足・解説動画も配信していますが、
そこでもやっぱり困ってしまいました(汗)

どんな感じになったのか?

この動画を観てもらえるとわかると思います。

『【時間活用塾第285号】「速さ」と「早さ」どっちが重要?』

 

では、今日の本題に入りましょう!

 

◆学習の4段階 ~できないとわかった時点で1ステップアップしている~

あなたは
「学習の4段階レベル」という話を聞いたことがありますか?

これは、
「人が物事を覚える・身に着けていくには4つの段階がある」
というもので、その4段階とは、以下のとおりです。

  1. 無意識的無能
  2. 意識的無能
  3. 意識的有能
  4. 無意識的有能

さて、この文字を見ただけで、どういうことなのかわかりますか?

初めて聞く人はきっと「なんのこっちゃ?」ですよね??


では、「自転車」を例にしながら、簡単に説明していきます。

まず、第一段階の「無意識的無能」

これは別の表現をすると「知らないからできない」ということです。

自転車を見たことがない人にとっては、
「自転車」という存在さえ知らないし、当然、乗ることもできない

そんな状態です。

 

第二段階の「意識的無能」は「知ったけどできない」状態です。

自転車を見たことがなかった人の前を、
自転車に乗った人が、すーっと通りかかった。

すると、自転車を初めて見た人は

なんだあれは!?
歩くより早いし、自分も乗りたい!!

と思うかもしれません。

そして、借りてみようとしますが……。

どうなるか、わかりますよね?


当然、最初から乗れるわけではありません。


この、自転車という物を知ったけれども乗ることができない
これが第二段階です。


ここで注意してほしいのは、

「できない」ということがわかった時点で
「知らない」状態よりも一段上がった、ということ。

「知らない」から「知ったけどできない」状態に成長した
ということです。

できないとわかっただけで、成長なんですよ。

 

つづいて第三段階の「意識的有能」は
「意識すればできる」状態です。

お父さんやお母さんなどに手伝ってもらい、
何度も倒れながら練習した結果、
ようやく、支えてもらわなくても乗れるようになった。

そんな状態です。

車でいうと、自動車教習所に通って初めて運転したようなもの。


一応、乗れるようにはなっていますが、

ハンドルを握って、ペダルをこいで、倒れそうになったら……とか、

ブレーキを踏んで、サイドブレーキを外して、右見て、後ろ見て……とか、
いろんなところに意識を向けないとできない状態です。

 

最後の第四段階「無意識的有能」は、
第三段階では、いろんなことに集中しないとできませんでしたが、
そんなことをしなくても、自然にできるようになった状態です。

あなたも、自転車に乗るときは、もう

どうすれば倒れないか?

なんて考えていませんよね?


鼻歌でも歌いながら、「自転車に乗る」ということを
意識することなく乗っているはずです。

それが、第四段階の「無意識的有能」です。


じゃあ、第二段階から第三段階へ、
あるいは第三段階から第四段階へ
ステップアップするにはどうすればいいのでしょうか?

自転車でも何でもいいのですが、
自分が上達したときのことを思い出してみてください。

どんなことをしましたか?

どうすれば上達しましたか?


答えはきっと「何度も繰り返しやった」ではないでしょうか。

そうなんですよね。

上達するためにできることは、
「繰り返しやること」しかありません。

しかし、多少のショートカットすることはできます。


それは、すでにそれができる人に教えてもらうこと、
手伝ってもらうことです。

自分ができないことをできる人は、
できるコツも知っているものです。

それをおすそ分けしてもらう。


そうすることで上達のスピードを上げることは可能です。


ですから、やりたいけどできないことや
ひとりでやってもなかなか上達しないことがあるのなら、
上手くやっている人に教えてもらってください。

それが唯一と言っていい、上達するための近道ですよ。

 


◆編集後記 ヘッドホンとイヤホンを買ってしまいました

先週の半ばくらいだったかな?

パソコン用のモニターは大きく、きれいになったし、
最近、Amazonプライムビデオを観る機会が増えたし……。

今はブルートゥースのイヤホンを使っているけど、
家だし、せっかくなのでしっかりしたもので聴きたい!

という気持ちになったので、
Anker Soundcore Life Q20
(Bluetooth5.0 オーバーイヤー型ヘッドホン)
【アクティブノイズキャンセリング/ハイレゾ対応(AUX接続時) / 最大40時間音楽再生 / マイク内蔵】ブラック

というのを注文し、家に届いたのが先週の土曜日、1月23日。


それから4日後の昨日、

通勤用のイヤホンも買い換えたいなー

Bluetooth の途切れにくさを考えたら有線がいいけど、
まだまだマスク生活は続きそうだし、ケーブルがない方がいいなー

と思ったので、今度は
Jabra Elite 75t」 

 


というアクティブノイズキャンセリング付きの
完全ワイヤレスイヤホンを注文してしまいました(汗)

耳は一個(二個?)だから、一度に片方しか使えないのにね(汗)


時と場合に応じて、うまく使い分けます!

 

 

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