時間家計簿をつけよう!
「仕事も夢や目標も見える化して欲しい未来を手に入れよう!」
手帳やノートの使い方を中心に、自分が経験したことの中から心を豊かにすることや毎日を楽しく過ごす方法を伝えることで、「大人っていいなー、あんなカッコいい大人になりたい!」と子供が憧れる大人を増やすお手伝いをしている谷口和信です。
「仕事も夢や目標も見える化して欲しい未来を手に入れよう!」
手帳やノートの使い方を中心に、自分が経験したことの中から心を豊かにすることや毎日を楽しく過ごす方法を伝えることで、「大人っていいなー、あんなカッコいい大人になりたい!」と子供が憧れる大人を増やすお手伝いをしている谷口和信です。
あなたは、家計簿をつけていますか?
私は、途中、つけなかった時期もありますが、大学に入ってひとり暮らしを始めてからこれまで、もう30年以上つけています。
家計簿をつけ始めたわけ
なぜ家計簿(小遣い帳レベルですが)をつけ始めたのか?
それは、あとで思い出せない使途不明金が多すぎたから。
入ってきたお金と手元にある金額を比べながら、何に使ったのかを思い出そうとしても、金額が合わず、
「〇〇円はどこに行ったのだろう?」
と考えてモヤモヤすることが毎月のように起きていたから、それを回避したくて、記録するようにしたのです。
記録しはじめてからは、思い出せないことも,使途不明金もなくなり、スッキリした気分で過ごせるようになりました。
しかし、30年以上も続けているということは、思い出せないという”嫌”を回避するだけでなく他のメリット、つまり、”快”に感じる部分もあるのです。
この記事では、家計簿をつけることのメリットとデメリットを考えてみます。
◆家計簿をつけるメリット
家計簿をつける、つまり、なにに、いくら使ったのか? を記録しておくメリットは何でしょう?
私が考えるのは、まず第一は、前述したように、しっかり記録しておけば、使途不明金がなくなるので、スッキリした気分で過ごること。
しかし、これが本来の目的ではありませんよね。
一般的に言われている家計簿をつける目的はお金の出入りを把握すること。
きちんと記録しておけば、これは果たせます。
私を含めて、サラリーマンの場合、収入源は限られているし、金額もほぼ固定だし、給与明細を見ればわかりますから、把握したいのは支出の方です。
これは、記録を見返しながら集計することで、使ったお金を
- 投資
- 消費
- 浪費(無駄遣い)
に仕分けします。
そして、その結果を見ながら、
今月は浪費が多かったから、来月は減らさなければ!
と反省したり、
セーブして残ったお金は貯蓄や投資に回そう
と、翌月以降の計画を立てる材料にします。
◆好ましくない行動を自制するようになる
上で書いたことは過去のこと、終わってしまったことを基準にしていますが、それだけではなく、家計簿には、将来起きてしまうかもしれない「浪費を抑制する効果」もあります。
たとえば家計簿に
- 「ゲームセンター(UFOキャッチャー) 3,000円」や
- 「パチンコ 30,000円」
- 「コンビニ(お菓子) 1,000円」
のような浪費ばかり並ぶのは嫌ですよね?
だから、家計簿をつけていると、お金を使う前に、
こんなことは書きたくないよな~
という気持ちが働いて、無駄遣いを止めさせる力が働くのです。
昔、「レコーディングダイエット」というのがありました。
これは「食べたものを記録するだけでやせる」
というものでしたが、痩せる理由もこれと似ているのではないでしょうか。
「記録する」ことを意識していると、行動する前に好ましくない行動を自制することができるのです。
家計簿をつけることのメリットは、記録を振り返ることよりもむしろ、この「使う前に止められる」ということのほうが大きいと思っています。
◆家計簿をつけるデメリット
こんなメリットがある家計簿ですが、もちろん、デメリットもあります。
いちばんのデメリットは、記録したり振り返ったりする時間が必要ということ。
毎日忙しい中で記録するって大変ですよね。
それに、領収書やレシート があれば、あとで記録することができますが、もらい忘れたり自動販売機で買ったりしたときには、すぐに記録しておかないと忘れてしまいます。
それが続くと、
使途不明金ばかりだし、やーめた
ということにもなりかねませんからね。
記録することが当たり前のこと,習慣になれば忘れることはなくなるのですがそれまで続けることが大変です。
どうすれば続くか? 続けられるか?
それにもやり方やコツがあるのですが、それはまたの機会に紹介しますね。
早く知りたい!
という方は、個別にご相談ください。
◆時間もお金と同じ
家計簿は、記録することは面倒だけど、それ以上に効果があることを、私は身をもって感じています。
だから続けてるんですけどね。
ここまでお金の話ばかり書いてきましたが、時間も同じです。
今日のタイトルは「時間家計簿をつけてみよう!」ですが、時間を記録して振り返ることで反省したり、計画を立てたりする材料にできるだけでなく、浪費を抑制する効果があります。
私は、お金は貯めたり借りたりすることができるけれど、時間は貯めることも貸し借りもできないので、お金より時間の方が大事だと思っています。
あとになって、
あのときこうしてよけばよかった,あんなことに時間を使わなければよかった
と思わないように、決して戻ってこない今という時間を大切に使うためにもしっかり記録する、つまり「時間家計簿」をつけることはとても有効です。
ドラッカーもその著書『経営者の条件』の中で
「まず自らの時間がどのように使われているかを知らなければ、時間の管理について考えることはできない」
と言っています。
しっかりと時間を管理をしたいのなら、まずは時間家計簿から始めてみましょう!
やりたいのにできないことも、かなり減りますよ。
やり方は『仕事が速くなる! PDCA手帳術』にも書きましたが、
もっと詳しく知りたい!
あるいは、
やってみたけど続かない。
そんな方には個別にアドバイスもいたします。
下の「ご相談・お問い合わせフォーム」またはメニューの「お問い合わせ」からメッセージを送信してくださいね。
(この記事は2018年3月5日に配信したメルマガに加筆・修正してお届けしました)
「7つの習慣セルフコーチング」を開講しました
「セルフコーチング」と「7つの習慣」を掛け合わせた、世界初のプログラムです。
『7つの習慣』という望む結果を得るための原理原則に基づき、ありたい姿を達成するために、客観的な自分との対話(セルフコーチング)の実践方法を身につけられます。
説明会も開催していますので、詳細は下記リンクでご確認ください
https://kazutaniguchi.com/7habitssctop/
◆無料メール講座『時間活用塾』のご案内
■ 登録フォーム |